時の旅人。

それはまだ光が闇の中で眠っていた頃の時代。

目をつむり、感覚だけを頼りに、

足を前に出しては、戻したりを繰り返していた。

君には私がどう見えていただろう。

思いっきりの痩せ我慢なうしろ姿で、何かを伝えられただろうか。

空が何かを言ってくれたように感じた。

一緒に進んでくれた君が

命をかけて拓いてくれた今。

どんなに日々がたたみかけようとも、抱きしめて進むよ。

ありがとう。

ごめんね。

でもやっぱり「ありがとう」。

君がいてくれて、ありがとう。